先日チラリと名前を出した、
Golden Animals。日々奇妙な音が生まれる街である
NYの
ブルックリンで結成されたヴォーカルとギターを務める
Tommy Eisnerとドラムとヴォーカルの
Linda Beecroftのデュオなのですが、こんな単純な構成とは思えないサウンド。言いかえれば、The White Stripsのようなソリッドなサウンドを作り出す二人組とは全く違うタイプ。ファンの中には彼らのサウンドを
サイケデリック・フォークと形容する人もいますが、それなりに伝わる適切な表現だと思います。私は、
Devendra Benhartのようなフォークサウンドに、もっと人懐っこいポップテイストがミックスしてて、
ヒッピーっぽいいい加減さと退廃的なムードが良いと思うんです。Benhartの名前を挙げましたが、彼や
Animal Collectiveがフォークミュージックに新しい風を吹き込み、作り出しているジャンルである
フリーク・フォークにGolden Animalsも含んで良いかもしれません。もっとも、インディシーンの流動性の高いタイプの音楽であるため、ジャンルとして成立するには良い意味で不安定だと思いますし、60年代にも似たような音楽があったため、無理に当てはめる必要はないでしょうけどね。(そういうの嫌いだし!!) ちなみにこの二人組、ライブが良いって話だけど、想像するに、風呂に入ってなさそうな汚さと、妙な温かみがあって気取ってないどころか、気取り方を知らないような感じかな―とか(笑)ちなみに今はカリフォルニアで活動しているようです。 itunesでもEPがリリースされており、アルバムは今年の春にリリースだとか。Myspaceは
こちら。
渋江さんのブログのこの記事!! ひとりでチンパンジーみたいに手をたたきながら笑ってしまった。最近面白さがパワーアップしてる。彼のセンスは最高ですね!!
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