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ゆで卵は、割と値打ちのあるフランス産岩塩よりもグルタミン酸入りの安い食塩の方が絶対上手いと思うしゃもじです。こんにちは!!
まだ建設途中ですが、移動ページが大体出来上がってきました。記事は全部移し終わってないけど、完成したらこっちは封印して、完全に引っ越しとなると思います。
では初公開ってことで
『此の世の終わりクラブ(仮)』です(笑)
ネーミングなどの詳しいことは上記ブログで書きます。すっきりとして見やすいだし、悪くないですよね?(笑) 汚らしいことばっかり書いてるんだから、せめて清潔感は維持しないとね。ちょっと加筆修正してます。(誤字が多い!! )頑張ってます。っていうか単に暇なんですよ(笑)
はてなのブログでは、追記はコメント欄に書きますね。みなさんのコメントも、とうふちゃんが良いって言ってくれたので、コピペする…かも!! もったいないし!! っていうか記事より大事、みたいな(笑)ではでは。
新しいブログを、はてなの方にまた開設しました。使い勝手がいいからなんですけど、まだ非公開の状態です。何故なら、この忍者ブログの「しゃもじの日記2」を、そっくりそのまま移しちゃおうかな、とか考えてるからなんです。(ブログ名だけは新しくするつもり)過去の記事も、そっくりそのまま地道にコピペして、ここ移動する感じで。家具を運び出して、持ち物全部持って新しい家に行くみたいに。でも、問題がいくつかあったり、はてなの良いところと、忍者の良いところがあるんですよね。
移行にあたっての問題点。
・みなさんからのコメント。
→これはコピペしても良いのかな―とか思うし、日付が過去にすることが出来ないから、10月にいただいたコメントも、移したら今年の2月とかになってしまう。コピペに関してはみなさんが不快に思わないなら、悪くはないと思うんですけど…どうなのでしょう、そこんとこ。
・はてなには追記機能がない。
→あるこたあるんだけど、追記にしてもそれは別ウィンドウで隠れるものではなく、全部丸見えだから(記事の一部として)今までのように「クリックで!!」とかそういうネタが出来なくなる。だから移行すると追記ネタは削除したり文面を変えることがあるかもしれない・・・
移行するとこんな利点も(?)
・多分、アクセス数が上がる
→別に炎上したいワケじゃないけど、なんとなくこのブログの存在感の無さと私の自己顕示欲の強さが喧嘩してて、前みたいな独り言ぶつぶつ言ってる内容じゃないように工夫している分、人目に触れて意見とかも欲しくなったりするんです。いやらしい話じゃなくてね。私はカウントの数字が見たいんじゃないんで。忍者は検索にひっかかりにくく、だったらヤプログに戻ろうかとも思うけど、あそこは私からすれば使いづらい。
・はてなが単純に良い。
→というか、画像挿入が楽。今はかなり手間かけてます(笑)大きさの微調整とか超面倒だし。(著作権を守れとか今さら言っちゃう?笑) あと、amazonの商品がそのままリンク出来たり、なんかはてなはインテリジェントで洗練されてるイメージ。ユーザー歴も長いし。スキンが好きなんです。
・サーバーのエラーが起こりにくい
一日に何回か非表示になることもあり、かなり厄介なこのブログ。というか忍者。相当迷惑被ってるんで、これが一番どうにかしたいかもしれない。
悩みます…これから此処で続けようかどうか…迷います。愛着はあるんですよ。このスキン、柄は妙に可愛くてあまり好きじゃないんだけど、文字が大きくて読みやすいし。まぁ、その点だけなんですけどね、未練は。あとはコメントをどうするか。助言とかいただけたら、すんごい嬉しいです。
♪今聴いてる曲♪
Madina Lake 『Now or Never』
わ―すげぇ久しぶりに聴いてみた。なんかこの程度だとまだ弱い感じなんですよね、パワフルとか言われてるけど、ヴォーカルの魅力が足りない。子供っぽいって言うか、勢い任せな感じで音に負けてる。というか音も詰めがまだまだ。それでも一般水準は軽く超えてますけどね。
ブイブイブイ―、どうもしゃもじです。忍者ブログがやたらとサーバーエラーを起こし、ブログが表示されないのが凄く腹立ちます。しかも、夜の9時台に非表示とかありえてはならないですよ…全く。もし、私のブログが表示されなくても、消えたってことはないんで時間をおいて下されば大丈夫だと思います。いきなり消えるとか絶対ないんで(笑)
それはそうと、第一話では「ん―?」って微妙な感触だった炎神戦隊ゴーオンジャー。すっかりハマってしまいました。楽しいですよね、すごい見てて楽しいんですよ。及川奈央の害水大臣ケガレシアとか最高ですね。セクシーな女性悪役がちょっと懐かしいような古臭いような感じで、逆に私はしっくりきます。今日の怪物なんて、嘔吐物のようなものを吐き散らかしてましたし。しかも、ゴーオンブラックが戦うゴーオンジャーを見て『かっこよすぎる・・・』と呟くシーンにツボってしまい、彼が一番お気に入りです。エンディングのダンスとか異常に動きのキレが良いし。にしても、碓井(グリーン役)若いなぁ・・・17歳に地球救われちゃうんだ、とか思いますけど。90年代生まれに地球救われちゃうんだ、とか思いますけど。名字からして親近感が沸くので、やたらと「碓井!!」と連呼するのがクセになりつつあります(笑)内輪ネタになるのか、これは。内輪がほとんど見てないブログで内輪ネタはタブーですね、すみません(笑)
仮面ライダーキバは、とりたてていうこともありませんが、楽しんでいます。武田航平の演技がすごく好きですね、というか音也の86年の進行が思ったよりも遅くて、じれったい感じがまた好きです。08年の渡は登場から仮面ライダーだったので(だから"宿命"なんだろうけど)、逆に87年の展開すなわちキバの誕生が気になりますよね。あ、私だけですか?そうですか・・・では。
♪今聴いてる曲♪
The Honorary Title 『Cats in Heat』
ディープな世界から急に浮上するみたいにエモーショナルになる瞬間が好きッスね。
どうやらカナダに行く予感です。先日友人に誘われて、旅行の計画がちゃくちゃくと進んでおります。ここ数日は停滞気味なんですけどね。『海外旅行行きたい!! 行こッ!!』みたいにテンション高く誘ってくれたのに、まるで私は近所の図書館に繰り出すかのように軽くゆるく『あ、いいぜ』って感じに返答してしまいましたけど、いざ計画を立てるとなると興奮気味になりますね(笑)よくよく考えれば、何年ぶりの海外になるんだろう。 恐らく、中学生以来ですね。それまでは回数はちょっと分かんないんですけど、義務的なのも含めて複数回行ってますが・・・米国も、あっちの親戚が務所入りしたり、色々ごった返すようになってからはきっかけを失い行かなくなったし、一気に貧乏になったため以前のように他の国に行くほど金銭的余裕もなくなって、国内旅行すら義務教育の一環を除いて遠ざかっていました。ちなみにカナダは初めて。バンク―バ―に行く予定です。これといって理由はありません。
元からお決まりのコースでお決まりのスポットをカメラ片手に歩く「観光」ってのは苦手で、現地に行っても最初はホテルでのんびり、気分が向いたら外に出向いて街角ふらり。って感じが好きなのですが、今回の旅行はなんと1週間なので(普通ですよね)、せかせかとしてるのかな―とか思います。2・3ヶ月、バカンス出来るほど余裕があれば良いんですけどね。個人的にはバックパッカーにも憧れたりしますが(沢木耕太郎さんの著作が好きで…)、結局今の生活にがんじがらめに縛られたがってるのも自分なのかなって思うんですよね。なんだかんだ居心地が良いし、異常にアクティブな若者もいますが、私はそこまで外の世界に飛び出せないタイプみたいです。でも、今回の旅行は楽しもうと思います。綺麗な空気が吸えそうだし。月曜日に本格的に日程などが決定する予定です。ワオ。
♪今聴いてる曲♪
Select Start 『Baby You Amaze Me』
最近ほんとこういうの遠ざかってたな―・・・Rediscoverとかその辺な感じです。未だにこういう安っぽいチンケなエレクトロサウンドや「お前の音痴を補ってるだけだろ!!」みたいなエフェクトボイスには馴染めない。EleventysevenとかRediscoverのようにメロディの出来が良いと聴けるのだけど・・・Myspace
最近、昼夜逆転した生活がたたったのか、早くベッドに入っても眠れない。早くといっても、頑張って2時なんだけど、どうにかして眠りに就こうと思って部屋の電気を全部消した。それでもダメで、目を開けるたびに、ほっぺたを力いっぱい叩くという体罰を自分に課したけど、掌が痛くなっただけだった。(ちなみに私はMではない。私の右手がSなだけだ。)枕もとには携帯があったので、適当にいじっていたら、我ながら天才的な考えが閃いた。
『クソみたいな携帯小説を読めばそのうち眠くなるに違いない!!』
これが天才的かどうかという判断は読者様にゆだねるが、こういうわけで生まれて初めて携帯小説を読んでみる気になったのだ。読むにあたって、ゲーム好きの友人の勧めで「モバゲー」という巨大SNSで、先日有害サイトの規制対象にされると決まった携帯サイトに1年以上前にユーザー登録したことを思い出した。とはいっても、あまりゲームに興味もないし、面白半分に中学生のリアルな実名いじめの実態をこの目で確認したっきり放置だったのだけど、久々にアクセスしてみたところ、携帯小説の投稿サービスが人気なようだった。一番上に名前があった作品に目がとまったためクリックすると、サービスはだいぶ本格的に動いてるようで、どうやら講談社で出版化が決定しているらしい。
ひょっとしたらこれはカス・・・いやクソみたいな携帯小説じゃないかもしれない、と思いつつ読んでみた。読み始めたら・・・やっぱりカスだった。今まで携帯小説を読んだことがなかったが(携帯小説をもとにした本を電車で読んでる人を横目で見た限りクソだということは知っていた)、これほどまで腐っているとは思わなかった。
文学的な素養のかけらもない、稚拙な駄文がひたすら続く。浅い表現と、同じ言い回しの連続。オチは設定の時点で読める。230ページほどあるので、どれほどの長編大作なのかと思いきや一行につき台詞は2・3コ。文章は多くて10行あるだろうか。作者の親指が疲れるのか、読者の目が疲れるのを考慮したためか、それとも単にメール1通程度の短文しか創造出来ない能力しか持ち合わせてないのか、一文ずつがいやに短く、故に臨場感や情景描写は無に等しい。1ページ、短くて1秒で読める。(読むのが早い人は分かると思うけど、文章を目で追わず、私はカタマリで読むので…) 数十ページ(はたしてこれをページとカウントして良いのかどうかは悩むが)は読んだ。印象に残らない駄文だったため、すでに記憶はあやふやだが。
とにかく次に驚いたのはレビューのページ。「泣いた」「泣けます」「初めて小説ょんだけど、まぢ泣けたぁ」「ハンカチのよぉいを!!」「命の尊さを知りましたァ」など、私が中学生だとしてもこれをレビューと呼ぶには恥ずかしい一文が大量にあった。「泣いた」と書いた無数のユーザー本当に泣いているとしたら、日本国民の涙線に何らかの寄生虫が発生し、涙線から体液を分泌するように仕向けているとか、花粉の大量発生がすでに猛威を奮っている(有力説)とか、そんな理由だろう。だいたい、初めて小説を読んだとされる人は、義務教育を受けていないのだろうか。それとも、小学校低学年の国語教科書に載っている(た?)「ごんぎつね」で号泣した幼い私が奇人だったのだろうか。(ちなみに今思い出しても泣ける) まぁ、少なくとも新美南吉の情緒溢れる素朴な美しい文体の方が巷に散乱するクソみたいな携帯小説より遙かに文学的に豊かであり、に満ちているのは確かだ。(というか比べ物になりません、雲泥どころではありません。ごめんなさい新美先生。)
読了するのも時間の無駄、こんなカスみたいな小説を読んで、クソみたいな体液を分泌してから、糖分を過剰に含んだ清涼飲料水で喉の渇きを癒しつつ、命の尊さを実感する少年少女が可哀想で仕方がない。
何よりこの程度のカス文学(ああ!)作品を商業資本と見なし、今や偽造騒ぎで大事な資源として見直されている紙を無駄にしてまで売ろうとする出版社の困窮具合に泣けてくる。一応出版するにあたって、それなりに立派なカバーを付け見た目では本屋に並べても恥ずかしくない代物になったと予想されるが、一旦開けば大幅にした加筆修正も虚しい出来であることは間違いない。編集者さん達は講談社に入社するまでに高学歴も虚しく、踏んだり蹴ったりな転職を繰り返し、大変な過程を辿っただろうに(勝手な想像)、こんなカスみたいな仕事ばかりまかされて気の毒だな。
にしても、本当にこのままでは日本の文学は衰退の一途を辿るとしか思えない。情けない思いが込み上げて、結局朝まで起きてしまったというお話でした。めでたくない、めでたくない。
♪今聴いてる曲♪
Golden Animals 『Big Red Rose』
けっこ―好きっすね。今度このバンドについて書くかも。ちなみに今日は「です」「ます」調じゃないってのには理由はないけど、こういうのはどぉっすかね。
『こわれゆく世界の中で』
サンプルDVDを自宅で発掘したので鑑賞。
ウィル(ジュード・ロウ)とリヴ(ロビン・ライト・ペン)は10年連れ添っていながらも、籍は入れておらず、関係は「恋人」の状態。リヴの連れ子である娘ビーは問題を抱えており、二人を悩ますものの、リヴとビーには絶対的な「親子」関係があり、ウィルは常に疎外感を感じている。(彼女たちが親子でなくとも、父親は家庭の中で孤立しがちですね) 豊かな生活を送りながらも、両者は心は満たされないまま。そんな生活の中、ウィルがロンドンのキングス・クロスに構えたばかりのオフィスに窃盗事件が起きます。
犯人である少年の母親アミラ(ジュリエット・ビノシュ)と接近したウィルは彼女がボスニア移民で夫を亡くした未亡人だと知るうち次第に惹かれていく、というわけ。正直、この映画を単純な不倫モノだと片づける人は映画を見るセンスがない人だと思っていいでしょう。よくひとつの大事件が起こるまでには30ほどの小事件が背景にある、と言いますが、同様に結果として「不倫」になるまでの、積み重ねがあるため、誰が責められるものではないのです。ロビン・ライト・ペン清らかな美しさもあって、リヴに肩入れをしそうになるものの、彼女もまたスウェーデンで夫を捨てウィルとの愛を選択した身であるため、立場は難しい。
夫婦関係が壊れていく様を、よく『歯車』がズレてゆく比喩表現を用いますね。使い古されているため、こんな言葉をいまどき使う小説家は文才がないと言い切りたいのですが、やっぱりこの表現は上手く当てはまっています。そして、この映画は自然なスクリプトの中で、問題を抱える夫婦に生じる「歯車」のズレが浮き彫りになる様子を見事に表しています。相手に対する苛立ちというものは、自分が予想した行動や返答、表情に反していると、溜まっていくのではないかと思います。特に夫婦や長年の恋人(などの潤滑油が限りなく使い果たされた関係)ともなると、相手を知り尽くしていると思い込みがちなので、予想外な行動は精神的な負担となって積もっていくものなのでしょう。
ラスト前の車のシーンで、私は「それでいいの?」と不安がよぎってしまったけど、リヴの爆発した怒りとやっと聞くことが出来た本音にかなり助けられました。二人が本当に向き合って言葉をぶつけ合うシーンはどこか美しかった。
ただ残念ながら、私のジュリエット・ビノシュ像は「貞淑で孤独な女性」というよりも「不倫しそうな女」といった感じだったため、彼女がどうも計算高く見える部分は作品の格を落としていると思います。ただ、彼女を大きく助けたのは息子役の少年。父性を求めながらも犯罪に利用される彼の痛々しい役柄を自然に演じているんです。彼の印象は強かった。ラフィ・ガヴノンという子らしい、スタントも自らこなしてるらしい!! すごい!!
アンソニー・ミンゲラはジュード・ロウとすごく相性のいい監督だと思っています。プロデュース作品を含めてミンゲラ作品は全て見ていますが、彼が撮るものは、「愛」の純粋な部分を抽出したものが多いうえに、今回のように「都市」で描かれるものは珍しいので、今作は彼にとっても挑戦になったんじゃないかな、と。脚本を務めた面も含めて、ただの恋愛だけでなくマージナルな生活を強いられる移民などに対する監督の切実な思いが込められていて、そういう細かい点にも是非注目して欲しい作品でした。これは、不倫ではなく、夫婦や親子の再生の物語です。
ちなみに原題の「Breaking and Entering」は「家宅侵入」という意味ですよね。うまく付けたと思います。