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21日ですね。日本時間なのでズレはありますが、日付を重要視すると今日はElliott Smithの命日です。生きていたら、もう38歳です。いや『まだ38歳』ですね。2003年10月21日・・・早すぎた。どう考えても早すぎた。彼が病院で息を引き取った1:36 ― あの日、あの時、私は何をしていたんだろうと思うと、今でも胸が締め付けられます。自殺というのが定説ですが、他殺という可能性も否定できないので、未だデリケートな問題です。彼はアルコールやドラッグに悩まされてたとわれてますが、当時のガールフレンドの話に寄れば、彼の健康状態は非常に良かったといわれています・・・21日、ガールフレンドとの口論後に彼女が部屋を出たあと、彼の悲鳴が聞こえて、駆けつけたときにはナイフを胸につきたてたElliottが床に・・・複雑です。安らかに死を迎えることが出来なかったのは事実です。他殺だとしたら、と考えるのはあまりにも酷で・・・いずれにせよ、Elliott Smithはもう戻ってきませんし、あの美しい声を二度と生で聴くことも出来ません。今、私に出来ることは彼の音楽を聴き続けることだけ。それだけ。
う―ん。私にとってのヒーローが、私の生きている間に夭折してしまった経験は数えるほどですが。一番衝撃的で、受け入れがたかったのはElliott Smithと、レスリー・チャンでしょうか。(以前、香港映画狂だったんです:笑)そう考えると、2003年は私にとって、悪夢が続いた年ともいえます。まぁ、レスリーのことはまたいずれ云うとして・・・
さて、時代が流れようとElliottの音楽は私たちの中で流れ続けています。ガス・ヴァン・サント監督の新作『Paranoid Park』でElliottの曲が使用されているそうです。どの曲か知らないほうが楽しみだから調べてないの(笑)ガスも憎いよね、好きだぜ。彼のおかげで私はElliottの音楽に出会えたんですからね。『グッド・ウィル・ハンティング』で。結果、その名声がElliottを苦しめたのかもしれないと思うと皮肉ですが、私はガスにも感謝したいです。
忘れようにも忘れられないなら、忘れるものかと胸に刻む。