『
カムイ外伝』が映画化することを、つい先日知りました。主演が
松山さんちのケンイチ君らしいです。『カムイ』には思い入れが結構あるんですよね。私が小六の時に祖父が他界したのですが、そのときに彼の本棚にあったカムイ伝シリーズを手にとって読み始めたのが出会いのきっかけ。しかし、母親に『
中学生になってから読みなね』と静かに制されたのを覚えています。(元々は母が祖父にカムイ伝シリーズをプレゼントしたらしいです)まぁ、こっそり読み続けてましたけど(笑) 確かに「中学生になってから」と云った母の気持ちは分りましたね。若干ヴァイオレンスですからね(笑) でも、読み進むごとにカムイの登場がまばらになり始めて、カムイ好きだった私はすぐ外伝を読んだ気がします。しかも、1部の途中で放棄したっきり(笑) あれですよ、小学生には随所に挟まれる
白土先生の注釈というか解説が長ったらしくてしょうがないんですよ(笑) だから外伝で「
わ―カムイだぁ―かっけ―」ってなってた方が楽しかったのです。本編のほうのカムイ、だんだんゴツくなってきますしね(笑) でも、高校のときにまたしっかり読み直していたんですけど、
正助メインになり始めてたあたりで、なんと高校の日本史の先生が授業中にネタバレをしたんです!! 「
正助がどうなるか~・・・」っていうのを!! 本当に「
あ"~~~!! 何云い抜かすんだクソジジイ!!」と叫びそうになった記憶があります。でも、ちゃんと読み終えましたよ。といってもまだ完結してないんですけどね。作者がご存命のうちに書き終えて欲しいです。
前フリが長くなりました。そう、で!!
松山ケンイチ君?的な。イメージと違いすぎて。彼、漫画の実写版多いですよね。演技はうまいんですけど、今回は納得いかないです。カムイを想像して、パッと浮かんだのは柳楽優弥かな―と。もう少し年齢がいってたら・・・・合ってません?ですよね?(必死になって同意を求めてます:笑) とにかくあまり映画化も期待できないなと思います。監督が崔洋一氏なのは良さそうですけど、脚本は宮藤官九郎か・・・新境地開拓といったところでしょうか。まぁ、実写版ってなんともいえませんよね。『
ドラゴン・ボール』が
ジャスティン・チャットウィン主演と聞いて、爆笑してしまったし・・・ひ弱そうな孫悟空ですよね。やっちゃいけないことしてますよ。今のところ、『
寄生獣』の実写版に期待してます。清水崇監督なのはナイスですが、ハリウッド資本のため予算は多額なのは良いとして、キャストが気になる。もしくは
日本人フェイスなのに、会話イングリッシュとか・・
・ハリウッドの神秘が起きてしまうのではないかと懸念してます。監督がどれほど我を通せるかにかかってますよね、プロデューサーの激圧に絶えながらふんばって欲しいです。でも、プロデューサーの中には日本の
一瀬隆重氏もいるようだし、なかなか気配りがきいてるようで期待大。って、カムイ伝から急に話題がズレたことには触れない優しさをもてる読者を「しゃもじの日記」は求めています。
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