そういや最近コレ読んだです。またしても母が図書館から借りてきました。マメ知識がいろいろつきそうな感じで面白いといえば面白いけど、全体として非常に浅いので、ただの雑学があっさりと身に付く感じです。本一冊書ける内容を、全部1Pずつに収めてるんだから、当然浅く広くなるわな。江原啓之氏の人気に関しても、1Pだけ語られており『幼少時から「霊現象に悩まされた」と主張していることについては、
重度の心因反応、統
合失調症、あるいは
脳の器質的疾患があったともいわれている』と書かれていますそれはそれで良いのだけど、だったら池田大作先生とか大川隆法先生などの巨匠方についても分析して欲しいもんです。
安齋育郎著 PHP研究所出版
表紙に「
雑学」と書かれてるし、そんな内容を期待すること自体が筋違いなんですけどね(笑) 「
騙されやすくて物わかりが悪い人」向けな内容ですが、ラストの第八章に書かれている「
だまされないために」はシンプルかつ明確に書かれているため、改めて「懐疑的になるという武装」の必要性を感じました。でも、科学と宗教は分離すべきだけど、私は超常現象を心のどこかに、憧れじゃないけど、幻想を抱いてしまいます。科学に頼り切ることに、カサカサと乾燥した人間味の欠如を感じるのかも。ロマンなんですかね、そういうもんは。何もかも、科学で立証されてしまうことへの恐ろしさもあるのかもしれません。万物を人間が手中に入れなくても良いんじゃないか、という。逆に科学が絶対!!という人は、ある意味科学という宗教を信仰してるといってもいいほど、とり憑かれてるし。あ、大槻先生は好きですよ。小学校の頃からファンです。
この安齋先生の他の本の方が面白そうですね、たくさんの「だまし」についての本を書かれてるようです。他にも社会心理学からカルトや社会現象を斬った本はたくさん出てますね。そういえば、創価学会批判ってあんまり見ませんよね。私は本屋自体が、池田大作書籍をサポートしてると思うんですけど・・・なぜかサクラ書店では池田大作先生名義の本が売上2位などになっていますし、こんなんじゃ批判本おいても売れないだろな―というのは私の邪推?誤解?
♪今聴いてる曲♪
A Change Of Pace 『
Prepare The Masses』
そういえば日本来てないねって感じですよね。PCが空っぽになったから色々CDから輸送してて久々に聴いてます。クオリティ高いね。このぐらい歌がうまいと安心する。
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